会計は、無機質でつまらない数学の羅列、あるいは記録と管理のためだけのツールではない。本来の会計とは、価値を創造し、ビジネスを成功に導き、社会をより良くするために役立つものである。企業の様々な活動が、財政状態と損益にどのような影響を与えるかを大局的に捉え、企業活動の本質を理解するために必要不可欠な「会計的思考法」を解説するのが本書。経営者、ビジネスパーソン必読の書。
目次
第1章 会計の目的と基本的な仕組み(何のために会計を学ぶのか;会計の目的 ほか)
第2章 企業の財政状態と損益を大局的に捉える(企業活動は三種類に分けられる;資金の調達 ほか)
第3章 企業活動の本質を会計から理解する(企業活動の本質は価値創造;企業が創造すべき本源的価値 ほか)
第4章 ビジネスを成功させるために大切なこと(本源的価値を生み出すために;ビジネスを成功させるために大切なこと ほか)