「不倫なんてとんでもない」。いったいどれほどたくさんの独身女性が、そう思いながらも、既婚男性との恋に落ちてしまったのか―。恋愛のひとつのかたちとして認められ始めた不倫だが、その道は険しい。十年を超えるほど続く関係に感じる安心と不安、自立心と孤独感、そして結婚願望。裏腹な本音を引き出し、女性たちが陥る甘くて苦い関係の実態に迫る、衝撃のノンフィクション。
目次
序章 不倫アンケート
第1章 十年不倫のかたち
第2章 社会の後押し
第3章 十年不倫された妻たち
第4章 十年不倫が終わるとき
終章 もうひとつの別れ