万葉集は、血ぬられた古代の政争を記録したもう一つの「記紀」だった! 歴史・国文学界に衝撃をあたえた著者の解読シリーズ第三弾
目次
第1章 天武は高句麗の将軍か(「吉野」とは;「耳がの嶺」を訪ねて;時を窺う;天武は淵蓋蘇文?;童謡「吉野の鮎」;「水のお偉いの」)
第2章 親殺しを嘆く(天武天皇と綏靖天皇;額田王の慟哭;「刀」か「乃」か;目撃者の歌か)
第3章 おそるべき「政治家」、持統女帝(「智男雲」;女帝のプロフィル;五十鈴依媛と持統;神功皇后と持統;文武天皇の謎)
第4章 「吉野通い」の謎解き(「あんまり」な吉野通い;弓削皇子の痛評;「三井寺(園城寺)」の謎
不思議なお墓
恋ふらむ鳥
持統の恋のお目あて「武」
文武天皇は誰か)
第5章 原詩と用語解説