「戦艦ポチョムキン」の監督としてその名を知られるエイゼンシュテインは、数々の実践により、映画の基礎理論を確立した。本書は「映画の原理と日本文化」「モンタージュの方法」など彼の重要な映画理論を収録。
目次
歌舞伎・予期しなかったもの
映画の原理と日本文化
映画の第四次元
アトラクションのモンタージュ
モンタージュの方法
知的映画
有音映画に関する「宣言」
映画形式の弁証法的考察
演劇から映画へ
映画形式―新しい諸問題
力学的な正方形
撮影台本か。いや、映画小説を!
映画小説『古いものと新しいもの』
『ストライキ』の断片